大人アトピー体験記の続きです。
私が日頃アトピーに対して思っていることは、私にとって
だということ。
特に、私の場合は、子供の時は全くの健康体だったのに、突然発症した大人アトピーなので、ストレスとか疲れとかで出やすいんです。
それまで、アトピーやアレルギーとは無縁で、何も気にせず過ごしてきたのに、いきなり何を使っても荒れるようになる。これは相当のストレスです。
「なぜこんなことに・・・」
と思ってしまいます。「できることなら発症する前の自分に戻りたい」と思っていました。
今の私は、発症する前の自分に戻りたいとはあまり思っていなくて、むしろ、アトピーが出た時、それは「ちょっと休みなさいよ」という体からのメッセージと受け取るようになりました。
大人アトピーとうまく付き合っていこう
一度発症してしまうと、アトピーと付き合う人生が始まるんですよね。
はじめは私も何とかして完治しないかと思っていました。けれど、今は、アトピーはそもそも体にそういう素因があるので、日々の生活で症状を抑えたり和らげたり出ないようにすればいいんじゃない?と思っています。
(洗剤なども見直す)
そんなこんなで色々生活を見直し始めたのが2005年くらいです。長男を産んだ後、一向に治らない手と指に悲しくなり、「私はずっとこの皮膚科通いを続けるの?」と疑問に思ったからです。
色々な商品を使いました。アトピーにいいとされている物から、低刺激な物まで。合うもの合わないもの、好きなもの、嫌いなものがありました。
当時は症状がひどかったので受け付けないものもありました。(症状がひどい時は肌のバリアー機能がほとんどないのです。)
10年くらいたちまして、今では自分なりにコントロールできていると思います。「アトピー」で皮膚科に通うことはなくなりました。(ブヨにさされたときはひどくなる前に行きます)
アトピーのおかげで色々な発見や体験も出来た
アトピーになったおかげで、生活を見直すことが出来たので、ある意味ラッキーだったかもしれません。
何がよくないのか、何が使えるのか、一つ一つ成分を見るようになりましたし、商品の広告文(コピー)も全部が本当じゃないな、と知りました。
手作りコスメに挑戦したり、アロマを知ったり、さらにナチュラルクリーニング、ナチュラルコスメ、冷え取り、有機野菜、自然素材の服など、色々と試すチャンスをもらいました。
アトピーになっていなかったら、それはそれで、安価な手に入りやすいもので暮らしていけたと思いますが、アトピーになったから私の世界が広がったとも言えるのです。
「ゆっくりして」というメッセージ
ちょっと指にプツプツが出来たり、「あ、かゆいかも」「カサカサしてるかも」と思った時は、やっぱりちょっと疲れがたまっている時が多いです。そういう時は、すこしゆっくりするように気をつけています。スキンケアも低刺激のシンプルなものにします。石鹸で洗うのをやめて、保湿だけにしたり。
規則正しい生活は基本で、睡眠時間、食べるもの、刺激の少ない衣類などにも気をつけています。衣類などは顕著で、着ていて肌が反応する(なんかむずむずする)ので、アクリルのニットなどは直接は着ないようになりました。アトピーって原因不明でなんだかよくわからないものなんですが、体のゆらぎとかバランスが偏った時とか、あと、ココロが平穏ではない時にもよく出る気がします。
私の場合、症状はあくまでも結果で、見直すのはそれまでの生活なんじゃないかなと思うのです。
※当サイト内の感想はあくまで私の個人的なものです。化粧品・健康食品の体感には個人差がありますので、必ずパッチテストをしてから使ってくださいね 何かあったらすぐお医者さんへ!